モノローグ1:ジャニオタ人生「めんどくさいの始まり」
「その日」は突然やってきました。
・・・
チケットの当落確認の日。
確認後、友人と打ち合わせして、誰が当選して、誰が落選して、何枚足りなくて、何枚余ってて、座席はどこで・・・
何通も交わされるメール。
(正確にはLINE)
気を遣って、気を遣われて。
なんでもいいよ、もう・・・
あれ、なんだろうこの感じ。
あ、めんどくさいんだ。
いままでこんな風に思ったことは無かった。
一度こう思ってしまった以上、今後ずっと思い続けるんだろうか。
こんなめんどくさい思いをしてまで続けること?
そもそも「ジャニオタをやめる」とは何なのか。
わざわざ宣言しないとやめられないものなのか。
どのような状態を「ジャニオタではない」と言えるのか。
逆に、どのような状態を「ジャニオタ」と言うのか?
ジャニオタとは、「ジャニーズオタク」の略で、ジャニーズ事務所に所属する男性アイドルタレントの熱狂的ファンなどを指す語。(実用日本語表現辞典より)
ジャニヲタとは、芸能事務所「ジャニーズ事務所(代表:ジャニー喜多川)」に所属するメンバーのオタク(ヲタク)である。基本的にSMAPやKinKi Kids、嵐など特定グループのファンではなく、ジャニーズアイドルの複数ないし全般のファンを指す。(ニコニコ大百科より)
・・・だそうです。
つまり私がこれに当てはまらなければ晴れて「ジャニオタ」では無いと判定され、自由な身となるわけですね。
Question;
あなたは以上の定義をふまえ、「ジャニオタ」であると言えますか?
わかりません。
「熱狂的」とは具体的にどのような状態を指すんですか?
だいたい、人がオタクがどうかなんて、判断できるんですか?
呼称や定義なんてどうでもいい、好きならそれでいいじゃないか。
自分がジャニオタだと思えば、ジャニオタなんです。
以上
・・・我ながらめんどくさいなと思います。
めんどくさいけど、いちいち考えてしまうのが私なのです。
いちいち考えてしまう性格のおかげで、以前とは違う感情が生まれた今、自分の状況に戸惑っています。
この世に「ジャニオタ免許(要更新)」なるものが存在していれば、楽だったのに。
試験に受かれば公的にジャニオタと認定され、更新時には厳密な審査が行われる。もし求められる条件を満たせなければ、免許剥奪。
実にわかりやすい。
この制度が導入されたら、「新規」だの「古参」だの無駄な対立も減るんじゃないか。
・・・たらればを語り始めたら終わりなので、この辺でやめます。
こういう風に考えるのもめんどくさい。
もう全てがめんどくさい。
だけど、この「めんどくさい」を解消しないと次のステップに踏み出せない。
だから向き合わなければならないのです。
自分自身で「終わり」への扉を開かなければいけないのです。。
Akkiy